東武トップツアーズ(株)は
ラグビーワールドカップフランス2023の
公式旅行代理店です。

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Bonjour! France

“バゲット・ド・トラディション“~フランスの伝統的なバゲット~

2022年11月、フランスの食文化を語るうえで欠かせない存在である『バゲット』が無形文化遺産に登録されました!!
私がフランスに居たころは、毎朝お気に入りのパン屋さんに焼き立ての『バゲット』を買いに行ったものです。大好きなバゲットが登録されたなんて嬉しい限りです。街を歩いているとフランス人が紙に包まれた『バゲット』を抱え、歩きながらつまみ食い!なんて光景もよくみられます。フランスだと不思議と様になるのですよね~

あまり知られていませんが、聞くところによると『バゲット』を作る職人が運営しているパン屋さんが年間400軒ほどのペースで減っているらしく、以前は5万5000店舗ほどあったのに対し、現在は3万5000軒ほどになっているようです。
減少の理由は、手軽にパンを買えるスーパーの普及や消費者の嗜好の変化にあるそうです。バゲット離れを防ぐべく、パリ市では、1994年からバゲットコンクールを開催しています。因みに2022年の勝者は、”DAMIEN DEDUN” でした。
フランスで最上級な『バゲット』に輝いたパン屋は、パリの15区にあります。
世界が羨む文化財=フランスの伝統的な『バゲット』(正確には “
Baguette de tradition “ )をパリ滞在中に是非一度、ご賞味頂きたいです!

本場のパン屋で本物のバゲットを

フランスのパン屋事情について少しお話します。
フランスでは勝手に「パン屋=boulangerie/boulanger」という看板を掲げるためには、パンを4つの工程から作っていなければならないという法律が存在しています。
① 生地の捏ね ② 発酵 ③ 成形 ④ 焼き 
これらをすべて自分のお店の中で行った上、それらを店頭に並べているところだけが「ブランジュリー」と名乗ることが出来る!!というのです。
皆様もぜひ「boulangerie」という看板のあるパン屋さんに入ってみてください。

店内には、何種類もあるフランスパン(バゲット)ですが、普通の「バゲット」より値段が少し高めなもので “baguette de tradition (バゲット・ド・トラディション)”
がお薦めです。見た目は、ほぼ同じですが、この「バゲット」は、その名の通り、伝統的なレシピで作られています!!
① 材料は、小麦粉、水、塩、パン用ふくらし粉、パン種のみ。
② パン作りの過程を最初から最後までお店でやること。
③ その過程で冷凍しないこと。
④ 添加物を一切使用しないこと。

想像するだけでもパンのいい香りがしてきますね。
フランスご滞在中は、本場のパン屋で本物の「バゲット」を購入し、フランス人風に脇に抱えて歩きながら手でちぎってつまみ食いをしてみてください~!きっと、楽しい思い出になるでしょう。