フランストイレ事情

日本では、当たり前のように至る所で利用しているトイレですが、フランスでは、なかなか見つけることが出来ません。そして驚くことにほとんどの場所が有料です。
先にお伝えしておきますと有料だからといって日本のように綺麗ではありません。便座も取り付けられていません。聞くところによると、新しく取り付けても直ぐに壊されてしまうことの繰り返しで行政が取り付けを諦めたとか。
色んなタイプのトイレが存在します。相場は、50セントから1ユーロ程度です。
有人のトイレは、係員に直接支払うか、お皿に置くかです。無人のトイレは、小銭を入れて利用します。もしも流すところが見当たらない場合は、自分が退出すると物凄い音と共に個室内が洗浄される仕組みですので閉じ込められないようにお気を付けください!
ファーストフード店の場合、商品を購入したレシートにトイレの暗証番号が記載されていますので誰でも勝手に使えるわけではないのです。百貨店の中は、場所によりますがラグジュアリーなトイレでとても高かったりします。2ユーロと他に比べて倍以上です。
残念ながら地下鉄の駅構内にもトイレはありません。
以上を踏まえてお伝えできることは、美術館や博物館の見学後、必ずトイレを利用する。
街中での緊急時は、トイレを探すよりも近くのカフェに入り、エスプレッソ(café)1~2ユーロでも注文してサッと飲んでトイレを利用するのが一番スマートですよ!
