東武トップツアーズ(株)は
ラグビーワールドカップフランス2023の
公式旅行代理店です。

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勝利への道

投稿者のご紹介・プロフィール

<略歴>

小口 耕平さん(左)
●大東文化大学(主将)卒
●リコー(現・リコーブラックラムズ東京)に加入
●1999年 ラグビーワールドカップ出場
●2006年 現役を引退して丸昌エンターテインメント起業
●日本代表キャップ数:10

田沼 広之さん(右)
●日本体育大学卒
●リコー(現・リコーブラックラムズ東京)に加入
●1999年・2003年 ラグビーワールドカップ出場
●2010年-2015年 リコーコーチ就任
●2015年-2022年 日本体育大学(ラグビー部監督・ 体育学部准教授)
●2019年 テレビドラマ「ノーサイド・ゲーム」西荻崇 役にて出演
●2022年~ リコーブラックラムズ東京 アンバサダー就任
●日本代表キャップ数:42
●愛称:タヌー

Vol.6 ~今年最後の国際試合と本当にコワいチームは?!~

MC)フランス時間、11月20日にトゥールーズにて対フランス戦を終え、今年の日本代表の国際マッチは、終わりましたね。
   今年の試合を振り返って、今回は、お話しいただけますか?

小口)6月はウルグアイ戦がありましたが、危なげなく、試合されていましたよね? 


田沼)そうですね。日本の良さも見えましたが、ウルグアイチームの強さも怖さも秘めていることもわかりましたしね!


小口)7月はフランスと日本代表テストマッチが開催され、10月にオーストラリアA代表との強化試合がありました。
   前号のコラムでお話しをしましたが、ここでは、後半20分の壁の課題がみえたのと同時に、若手の素晴らしい選手も出てきましたよね?


田沼)そうですね。フランス戦では後半の課題がありましたね。あわせて、李選手等若手の素晴らしい選手も登場して、期待も上がりましたよね?!


小口)そして、10月29日、約6万人の大観衆の中、国立でニュージーランドと戦い、31-38と惜敗したものの、スクラムでも負けてなく、
   勝つんじゃないって何度も思えた素晴らしい試合でしたよね?!


田沼)若手も加わり、選手層も厚くなり、後半20分の壁の課題は克服した試合でしたよね。本当に勝つんじゃない?!って思う試合でしたね。


小口)そして、来年開幕するラグビーワールドカップフランス大会の前哨戦となるイングランドとの「ラグビーの聖地」トゥイッケナムでの試合がありましたね。


田沼)元日本代表HCのエディージョーンズ氏は、日本を熟知していますが、もともと研究熱心で、古巣日本にエールを送る気持ちもあり、本気で迎えてくれ、さすがって感じがしました。


小口)そして、フランス戦が11月20日に開催され、世界の壁は高い!って改めて思いましたね。

MC ) 他の強豪国、特にフランスは絶好調で今年最も勝利し、RWC2023 での日本代表のベスト8、ベスト4ちょっと難しいかもって思えることもありましたが?

田沼)普通、そう感じますよね? 今回は、ちょっと違う視点 からお話しをさせてください。きっと、ラグビーの見え方が変わりますよ。

MC)違う視点ですか?

田沼)もちろん、テストマッチで勝つことは重要ですが、来年の本大会で勝つことを目的としているので、特に強豪国との試合は、収穫が大きいのです。
   今回の目的は、やはり、情報収集が重要だと思います。

   イングランド戦を振り返って、確かにエディージョーンズHCは、日本代表を熟知していますし、イングランドチームもコンディションは良かったように思います。
   まず、あの「トゥイッケナム」でイングランドと試合をしたってことがすごいことなんです。
   8万人のアウェイの観客の応援の中、プレッシャーも相当あり、気張り過ぎたり、考え過ぎたり、自国、国立で戦う場合とは真逆の中での試合でした。
   エディーHCは、研究熱心ですから、分析を欠かせません。さらに古巣日本代表との試合となれば、日本代表にも強くなってもらいたく、全力で戦って
   日本を来年強くする課題点を見つけるようにしてくれたと思います。

MC)情報収集と課題の分析ですか?

田沼)11月20日のフランス戦、まずは、雨のコンディションでプレーできたことは、本当に幸運だったと思います。
   皆さんもテレビで見て衝撃を覚えたかもしれませんが、試合開始直後のスクラムで、グランドが柔らかくなり、グランドが削れるというよりは、
   捲れ上がりましたよね? 雨でグランドの一部は、あそこまで柔らかくなることを知ることができたのは、本当に来年に向けて大きな収穫だと思います。

   さらに、雨の中でどの程度、ボールが滑るかも知ることができましたし、だからこそ、本来、フランスはシャンパンラグビーで有名ですが、この試合では、
   キックゲームをして、雨を上手く活用してプレーされていたように思います。
   日本チームは、一方、ラインアウトからフィフィタ選手が抜けてトライを決めましたが、あれは、見事なサインプレーでした。
   ディフェンスも、ダブルタックルをおこなって、フランスにも通じていました。

   今年最も勝利しているフランスとの試合を1年前に日本代表の拠点となるトゥールーズで雨の中経験できたことは、本当に大きいと思います。
   来年、期待できます!

MC)なるほど~!テストマッチは、来年の本番で勝てるようにプレーを試したり、相手チームの情報を集めたり、敢えて情報を与えないプレーをしたり、
   白熱する頭脳戦・心理戦が盛り沢山なんですね。
   そう聞くと、なぜ、あそこでそのプレーを?!と思うシーンもありましたが、確かに、見え方が変わってきます!

田沼)そういう見方をすると、実は、ダークホース的な“コワいチーム”があるんです!


小口)やっぱり、サモア?


田沼)そうです! やはり、思いますよね! ウェールズに歴史的勝利したジョージアにラグビーテストマッチ2022オータムネーションズシリーズ(11月19日)で
   勝利したにも関わらず、注目度が低いんです。
   サモアは、柔能制剛で、弱いと思われ、注目されていない時、格上と言われる強豪国に昔から勝ったりするんでよね。


小口)国民性もあるよね、きっと! サモアは、選手じゃなく、戦士だし。


田沼)サモアの選手は、ラグビー強豪国のチームにヘッドハンティングされて、プレーしており、サモアのラグビー能力は本当に高いです。


小口)ワールドラグビーパシフィックネーションズカップで今年優勝もしているしね!

MC)なるほど!気持ちでプレーするサモアは、最も崩し難い日本代表の難敵になりそうですね!
  その分、プレーもハードになり、観客が興奮し、魅了される試合が期待できますね!

当社も現在、対サモア戦を抽選受付中です(11月27日まで)。

  【2試合観戦ツアー】
   ➡・日本対サモア戦+南アフリカ対トンガ戦 観戦ツアー  8日間
   ➡・日本対サモア戦+南アフリカ対トンガ戦 観戦ツアー  10日間

  【3試合観戦ツアー】
   ➡・日本対サモア戦+南アフリカ対アイルランド戦+ウェールズ対オーストラリア 観戦ツアー  10日間


小口)ラグビー好きにはたまらない興奮させる良い試合内容のパッケージラインアップですね!


田沼)これは、絶対に盛り上がりますよ!!

MC) 抽選申込は、11月27日までです。小口さん、田沼さん一押しの日本対サモア戦は、抽選申込受付中です!
   是非、お申し込みを~! (* ̄▽ ̄*)/

  小口さん、田沼さん、今回は、違う視点からのラグビーの見方を教えていただき、ありがとうございました!